姿勢制御技術により、バケット刃先に基準点を合わせベンチマークボタンを押すことで、基準点と刃先の距離をガイダンス。 モニタのカラーバーと3種類のガイダンス音で高精度な施工を実現。 目標角度や目標深さをセットすることで勾配や掘削深さの把握も可能です。
車体・ブーム・アームに装着された慣性加速度計とアーム先端や旋回ベアリングに装着された角度計で前後左右の傾きや旋回角度、作業機の姿勢を把握。 使用するバケット寸法を登録することで、バケット刃先と作業機の距離を車両が認識し、基準点と刃先の距離をガイダンスします。
Catグレード2Dで設定した基準点や勾配、目標深さに対して、オペレータのアーム操作に応じブームを自動制御することによりマシンコントロールを実現。過堀りによる再作業が防げるため工期短縮と高精度な施工を実現します。
グレードアシストによる二次元マシンコントロールでは、バケット角度も自動制御するバケットアシストや、重掘削等の高負荷の時に車体の持ち上がりを防ぐブームアシストも同時にON/OFFが可能。 現場条件や用途に応じより詳細なマシンコントロールが可能です。
マシンガイダンスとマシンコントロールの切替はジョイスティックボタンのレバーで簡単にON/OFFができます。またボタンを押している時だけマシンコントロールする「アシストオンデマンド」ボタンもあり施工の進捗状況に併せてご活用ください。
Catでは主力モデルに2DMG・2DMCが使用可能な ①2Dベーシック使用、3D準備仕様でかつ変化点を伴う2DMG・2DMCが可能な ②アドバンスド2D仕様、3D対応仕様としての ③グレード3D仕様の3モデルをラインナップ。 ICT重機施工の受注状況に応じて選択ください。
ブルドーザのほとんどの作業でお使いいただくことが可能です。 験の浅いオペレータでも質の高い整地作業が可能です。 熟練のオペレータにとってはより高い施工精度とレバー操作量を大幅に削減することによる疲労軽減効果が期待できます。
GNSSアンテナはキャブ上部に設置するキャブマウント式にしたことにより、ブレードマウント式と比較して、破損や盗難のリスクを低減しています。また、終業後のアンテナ取り外し等が不要となり、安全性の向上はもちろんのこと、オペレータや現場管理の負担を軽減します。
キャブマウント式はブレードにマストがないため、粗掘削から仕上げ整地まで取り外し作業等なく、お使いいただけます。 また、ブルドーザ用Catグレード3DはGNSS仕様ですが、施工現場に合わせて、レーザーやUTS仕様を追加することができます。
各所に高精度なセンサを、キャブとフロントフレームにGNSSアンテナ/レシーバを配置することにより、マストのない3Dシステムを実現しました。 Catグレード3Dはコンポーネントの損傷や盗難の可能性を大幅に削減するとともに、終業後のアンテナ取り外し等が不要となりオペレータや現場管理の負担を軽減します。 各種コンポーネントは工場装着されるため高品質です。