Cat® チルトローテータ TRS4, TRS6, TRS8, TRS12, TRS17, TRS20

左右のチルトに加え360°の旋回により圧倒的な自由度を提供するCat®チルトローテータ。
Cat次世代油圧ショベルと完全統合するCatチルトローテータは、使いやすく、飛躍的に作業効率をアップし、安全で確実な作業を実現します。

  • モデル 適合油圧ショベル
    TRS4 303CR / 303.5CR / 304CR
    TRS6 305CR / 305.5CR
    TRS8 308CR
  • モデル 適合油圧ショベル
    TRS12 313 / 315
    TRS17 317
    TRS20 320 / 323 / 325
  • 国土交通省
    「省人化建設機械」認定

チルト&360°旋回

左右40°のチルトと360°旋回を可能にすることで車両の向きや傾きによらず、施工面とバケットの向きを合わせることができます。
自由度の高い動きが多彩な作業を可能にします。

様々な場面で活躍

  • 法面整形作業

    • 車両が法面に正対していなくても法面整形作業が可能です。
    • 車両を正対させるのが困難な法面の端部や、角度を有する法面と法面の接続部分でもバケットのエッジを施工面に合わせることができ、正確にきれいに切土することができます。
    • 法切後の残土も車両を動かすことなくすき取りできます。
  • 不整地での作業

    • 足場を整地したり、車両自体を傾ける必要が無く、任意の角度の切り出し、整形が可能です。
  • すき取り・集材作業

    • 均し、すき取りなどもバケットの回転、チルトにより車両を移動することなくあらゆる方向から効率よく作業できます。
  • 床掘整形・溝整形

    • 従来、バケットの反転装着等で対応していた基礎工事の整形・排土作業がバケットの回転により容易になります。
    • 埋設物などの障害物を避けて作業ができます。
  • 敷き均し・埋め戻し作業

    • バケットシェイク機能は骨材の敷き均しや投入作業、埋め戻し作業に便利です。

Cat次世代油圧ショベルと完全統合

CatチルトローテータはCat次世代油圧ショベルと完全統合します。チルトローテータ装着に伴う関連機器の追加は最小限で、信頼性も向上。標準機と変わらない使い心地を実現します。

  • チルトローテータ用の追加のモニタは不要で、各種情報の確認や設定を車両に標準装備されているモニタで行うことができます。標準機と変わらないすっきりとしたキャブ内です。
  • コントローラは使いやすさを追求したCat純正2スライダージョイスティック。各スイッチの機能の割り当ても自由に設定できます
  • TRS4,TRS6,TRS8は車載モニタの操作にてカプラの脱着が行えます。

※TRS12~TRS20のみ

最新テクノロジと融合

  • マシンコントロール・マシンガイダンス
    (TRS12,TRS17,TRS20)

    カバー付きチルトセンサを新たに標準装備し、TRSの傾きを正確にセンシング。
    後付けのセンサ類は不要で、313~325に標準装備の2Dマシンガイダンス、マシンコントロールをチルトローテータで活用できます。
    チルトローテータでのマシンコントロールではバケット、ブームに加え、チルトも自動制御することで、法面整形等でより正確で効率の良い作業を実現します。
    3D仕様機ではチルトローテータの動きをタイムラグなく、忠実にモニタに表示。もちろんマシンガイダンス、マシンコントロールも利用可能。

    ※チルトローテータの回転は自動制御しません。また、チルトローテータの回転角度によってはアシスト機能は正確に機能しません。

  • 作業範囲制限機能 E-フェンス
    (TRS8、TRS12、TRS17、TRS20)

    チルトローテータ装着時はチルトや回転を考慮して制限域を超えない様に作業機を自動停止します。
    通常のバケットに比べ、アーム先端からアタッチメント先端までの距離が長くなるチルトローテータ装着時において、キャブ干渉防止機能は特に有効です。
    制限する作業範囲はモニタで容易に設定できます。

    ※TRS8 はチルトローテータ回転0°でのみ有効

充実の便利な機能・安全機能

  • ホームポジション機能

    スイッチの長押しで任意に設定したホームポジション付近まで自動で復帰。
    次の作業のために、バケット位置を手動で戻す手間が省けます。
    ホームポジションはレバー上のスイッチ、或いはモニタのアイコンのタッチにて容易にいつでも設定できます。

  • バケットシェイク機能

    バケットを振動させる機能が骨材や土砂の撒き出しに便利です。一定の振動により、より均一に広範囲に撒き出せることで、手元作業員の負担軽減が期待できます。

  • ロードホールディングバルブ(LHV)

    チルトシリンダはロードホールディングバルブ内蔵で、万一の油圧ライン破損時もシリンダ位置を保持し、安全性を確保します。

  • グラップルモジュール

    軽量な資材の運搬や移動に便利なグラップルモジュールをご用意しています。
    バケット装着時も使用できるので、作業中に土中から出てきたゴミ等の除去にも役立ちます。

    ※グラップルモジュールはピングラバインターフェースのTRSには装着できません。また、解体作業での使用は禁止しています。

Cat® チルトローテータ TRS10 with 次世代油圧ショベルーお客様の声

多彩なワークツール

多彩なワークツールをラインアップ※1
チルトローテータのカプラはキャブ内のスイッチ操作で容易にワークツールの交換ができ、1台で何役もこなせます。

※1. 装着できるワークツールは車両の仕様・TRSのモデルによって異なります。
※2. ソーティンググラップル、マルチパーパスグラップルは軽量物の取り扱い専用のグラップルです。解体作業での使用は禁止します。

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